フジカ ST-F

レンズ交換は出来ないが、一眼レフである。 1979年9月号の月刊「カメラマン」に各社35mmストロボ内蔵カメラの比較研究記事が載っているのを発見したので読んでみると、”一眼レフなので、ピント合わせは確実に出来、レンズの性能も大変良く、同社の一眼レフ並みの描写を示してくれた”とある。 使ってみるとピントのやまがつかみにくく、ピント合わせに苦労するので、飲み屋に持っていくカメラではないが、このコンパクトさは捨てがたい。 パワフルなストロボとGNニッコールのような操作で、夜間撮影もばっちりだ。 コンパクトカメラのわりにはシャッタースピードの範囲も広く、結構真剣に使ってみたくなる。 変わっているのはシャッター機構で、ミラーがシャッターになっている。 絞りはレンズ下部から板状の遮蔽物が現われるだけで、どうしてこれで、画面全体が均一な露出になるのか理解できていない。 それにしても、こんな簡単な構造でもちゃんとした写真が撮れるのだから、現在のコンパクトカメラを見ていると、いたずらに無要の技術を押し売りされているようでならない。 いまこういうユニークなカメラが少ないゾ!とお嘆きの方も多いのではないだろうか? 中古屋で見つけたら、7千円程度なので是非手に入れておくべきである。

後日追記 : 「中古で7千円程度」と書いたが、先日銀座の某有名店で見つけたものは、なんと2万円以上もしていた! いつのまにか、稀少品になってしまったようだ。 

     


サンプル写真

千代田町稲吉地区のお祭りギャル / コニカカラー / ニコン LS-1000


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